忘れてはいけない日。
今年も毎日のように海や川やプールで事故に遭い死亡した方々がいらっしゃいます。亡くなった方のご遺族にとって、事故が起きた日は忘れられない日になってしまいました。みなさまには、忘れられない日はありませんか?2018年になって半年以上たちましたが、この8カ月の間、園児のトラブルやケガについて忘れられない日はないでしょうか。みなさまになくとも、ひょっとしたら保護者の方にはあるかもしれません。
保育園を信頼して子どもを預けているのに、ある日突然、「お子さんが事故に遭いました、すぐに病院に来てください」「お子さんがおケガをしました、すぐに病院に来てください」などと連絡が入るのです。自分の子どもはどのような状態なのか、どのくらいのケガなのか、不安でたまりません。
そのような体験をすると保護者にとってみると忘れられない日になると思います。そのような体験をし、園に対して信頼がなくなったとしても仕事の都合上、子どもを預け続けている保護者がほとんどです。
子どもの安全は心配だが、生活のために仕事を休むこともできないなどという思いが駆け巡ります。だからこそ、少しでも安全に保育園で自分子どもが過ごせるように、園に対して様々な要望を保護者は、言ってきます。
園児を安全に保育できなかった以上は、この保護者からの要望に関してはある程度覚悟をして向き合う必要がでてくると思います。保育生活の便利さや効率化を優先して、安全について向き合う時間が少しすくないという園があるようでしたら、今日からでもかまいません。
安全について考えてみませんか?そうすれば、保護者からの要望に怖がる必要はなくなるのではないでしょうか。