伝統文化の街、金沢の珍道中【最終回】
アイギススタッフのアイギス金沢全国大会の下見をかねた、金沢、神戸、長島の三泊四日の珍道中、総移動距離1422,6kmのご報告ブログ最終回です。今回は、最後の目的地、長島(三重県)についてご報告いたします。
長島が今回の珍道中最後の目的地になったのは、アイギスの主催のセミナーの開催予定があるからではありません。アウトレット好きが多いアイギススタッフとしては、日本最大級のアウトレットモールがある長島が神戸から東京の帰路にあるならば立ち寄らない理由がない、ということで長島が最後の目的地になりました。長島でセミナーがあるのでは?と期待してしまった方申し訳ございません。
最近アイギススタッフの中ではゴルフが流行っており、ゴルフウェアを選んだり、好きな洋服を選んだりと思い思いの買い物をしていました。買い物をしていて一つ気がついたことがあります。それは、長島のアウトレットに隣接しているナガシマスパーランドのジェットコースタが一切動いていないということです。ナガシマスパーランドは、ジェットコースターの設置数がなんと日本最多!世界最高レベルの高さを誇るジェットコースターや、世界最大級の木製ジェットコースターなどなど、ジェットコースターで絶叫したい人の聖地です。それにも関わらず一切ジェットコースターが動いていません。どうやら海からの風が強く安全のためジェットコースターをとめているようです。
この判断はとても勇気ある判断だと思います。ジェットコースターをとめてしまえば、長島にジェットコースターに乗るためだけに来ている方々から猛烈な苦情が出ることは容易に想像がつきます。そんな中安全を最優先して、どんな非難や経済的な損失などを受け入れる覚悟を感じることができました。
これは、保育施設にもあてはまることではないでしょうか?例えば、これからの季節プール活動・水遊びが本格化してきます。プール活動・水遊びでは、監視に専念する人を1人配置しなければなりません。監視に専念する人を配置できないのであれば、その日のプール活動・水遊びは中止にするべきです。しかし、プール活動・水遊びを中止した場合、保護者の方から折角水着を用意したのに、なぜ中止にしたのか?と指摘されるのが嫌でプール活動・水遊びを強行してしまうようなことがないようにしてください。園児の安全を最優先に考えた判断をするさい、勇気を持って判断してください。一人では自分の身を守ることができない園児の安全を守ることができるのは、保育施設で働く職員の方一人一人です。易き流れるようなことがないようにしてください。
長島スパーランドのジェットコースターを見ながら危機管理について考えたあと、無事東京まで戻ってまいりました。楽しかった珍道中も今回で最終回です。みなさま、アイギス金沢全国大会でお会いできるのを楽しみにしています!