事故・トラブル最前線

事故・トラブル最前線これからの時代の園経営や
危機管理の在り方を専門家が語る

アイギスの近況

マスコミから注目が集まる保育業界

マスコミから注目が集まる保育業界

 (※画像は、Abema TIMESより引用)

 幻冬舎より「事故事件が多発するブラック保育園のリアル」を出版してからというもの、保育雑誌から女性セブン、NHKなど様々なメディアからの出演依頼を弊社は受けるようになりました。

 「保育園落ちた!日本死ね」ブログから加速して、待機児童問題が以前に比べメディアで取り上げられるようになったり、新設保育園の反対運動が起こったりと、保育業界を取り巻く環境が変化して、各種メディアがこぞって「保育園事情に詳しい専門家のコメントをもらおう!」となったからなのかもしれません。少し前までは、その専門家と言われる方々は、大学教授の方だったり、保育事故に詳しいライターの方や弁護士の方でした。弊社に依頼してくるメディア関係者の方々がこぞって言う言葉は「保育の危機管理の専門会社があったなんて知りませんでした」です。

 それはそのはずです、なぜならば、アイギスは一切営業活動を行わず、ほぼクチコミだけでやっている会社なので・・・。

 弊社のお客様の中には「保護者のクレームで困っていて知り合いの園長先生に相談したら、アイギスを教えてもらった」「ネットで検索しまくって、やっとこういう会社があると知った、園でトラブルが起きていて助けてほしい!」とご連絡をくださり、弊社を知ったという方もいらっしゃいました。前者のほうがよくいらっしゃいますが、後者の助けてくれるところがないから調べて連絡してきたという方は、稀です。しかし、まったくいないというわけではありません。ニュースで保育園や幼稚園の事件や事故が出ると弊社のお客様でないかまずは調べるようにしています。お客様であれば、すぐに対応できるように準備体制に入りますし、こちらからご連絡を差し上げることもあります。ですが、弊社のお客様でない施設の事件や事故は何もすることができません。

 ただひょっとしたら相談がくるかもしれないからと対応できるように準備体制には入っております。お客様でない以上、とても困っているだろうということは手に取るようにわかるのですが、どうすることもできません。困っている施設の方を助けたい、そこで働く職員さんたち、そこで過ごす子どもたちのためにも早く施設を正常化に導いて差し上げたい、そのためにはアイギスという会社を知ってもらうことから始めなくてはいけないのではないか・・・と思い、今まで本を出すことはありませんでしたが、本の出版にも挑戦をし、TVや雑誌の取材が来れば、できる限り受けるように今はしています。

 ただ、アイギスという会社が今メディアから注目を集めているということではなく、ただでさえ子どもの事件や事故はマスコミはこぞってニュースにしますが、以前に増して子どもや保育施設についての事件や事故、話題になるネタが注目を集めています。みなさまのいる業界自体が以前に増して注目を集めているということになります。今の世の中、誰がどこで何をしているのか、芸能人の奥さんがどんな病気にかかっているのか、そんなデリケートな問題まで大勢の人に情報発信されてしまう時代です。地方の小さな保育施設で何か起きていても前はテレビに取り上げられることもなく、ニュースになるのは都心の保育園だけという時代もありましたが、今は違ってきています。いつなんどき、自分が働く施設がマスコミに取り上げられることになってもおかしくはありません。事実でないことでもニュースになる時代です。今はそういう世の中なんだということを念頭に入れておきましょう。なので、アイギスがメディアに取り上げられるようになったことは決して良いこととは言えないのかもしれません。

 そんな中、6月11日に弊社代表取締役の脇がAbemaTV「みのもんたの夜バズ!」にコメンテーターとして出演いたしました。みのもんたさんといろいろ保育園問題についてお話をしました。ネットテレビだったので見てないという方がほとんどだと思います。弊社のお客様の中には「もっと早く教えてくれれば見たかった!」というお声もありましたので、放送後になってしまいましたがブログでご紹介いたしました。

  今後出演情報などは、今後出演依頼があればですが、ホームページの「お知らせ」にアップいたしますので、そちらでご確認いただければ幸いでございます。

2016.06.13