保護者の心のメカニズム研修
先日、心のメカニズム研修を開催致しました。2歳児を保育園に預けるアイギススタッフが実際に子どもを預けている保育園に対して感じたことを事例としてあげ、日頃危機管理の研修講師をしている脇が保護者の心のメカニズムを分析するという、アイギス初の試みとなる研修を行いました。参加できずに残念だったというお声も多くありましたので、研修のテーマとしてあがった内容を今回のブログでは少しご紹介したいと思います。
〇保護者が園に不信感をもつとき
・担任の先生に伝えたことが伝わっていなかったとき
・保護者が意見したときに謝罪ばかりされて話を聞いてくれないとき
・職員が次々に体調不良で長期休暇に入るとき
〇保護者の不満がたまるとき
・園から保護者への伝え漏れで、保護者のミスと思われることが続いたとき
・明日は登園でしたっけ?と言われたとき
・何時ごろお迎えですか?と聞かれるとき
〇保護者の不満が溢れ出すとき
・不信感と不満を我慢しすぎている状態で2つのことが同時に起こったとき
〇この職員さん大丈夫かな?と思うとき
・あいさつをしない
・目をあわせない
・目が笑っていない
・事務室で園長先生からいつも怒られている
・鼻につく会釈をする
・事務室の電話がなっていても急いでとりにいかない
・同じ話を2分間で2度してくれる
・子どもを少し乱暴にあつかう
・子どもに物を渡すときにたったまま投げ落とす
・茶髪で無精ひげの男性保育士
・薄ら笑いする男性保育士
・全体的に清潔感のない男性保育士
これは、あくまで私が一保護者として感じたことです。保育園と保護者の関係はとても難しいと保護者になってみて思います。保護者も幼い時は、園児や生徒の時がありました。自分が子どものころに関わっていた先生像がある分、「先生」と呼ばれる職業の人に対しての先入観が先行してしまって、自分が思い描いている先生像が崩れるとそれが不満に発展しかねません。それだけ「先生」と呼ばれる職業は覚悟がいるのだと思います。