アイギスの近況
アイギス事故年鑑2018が完成いたしました!
アイギス事故年鑑2018が完成いたしました!
もう少ししましたらみなさまのお手元に届けることができますので、もうしばらくお待ちいただければと思います。
事故年鑑とは?という方へ、ここでちょっとした用語解説をいたします! 事故年鑑とは、保育施設の危機管理の専門家集団であるアイギスが保育関係者の方々に知っておいていただきたい事故事例や時代の傾向を1年ごとにまとめた事故事例集です。
事故年鑑に掲載している事故事例にはその年ごとの傾向があります。2018年の傾向は、なんと言っても職員の園児に対する「虐待行為」です。ここでいう虐待とは、肉体的な虐待や性的な虐待です。必ずしも全てとはいえませんが、女性保育士が園児に対して肉体的な虐待をし、男性保育士が園児に対して性的な虐待をしてしまうという傾向があります。園児に対する虐待行為は、職員が故意に行うもののため、園として完全に防ぐことはできません。しかし、園として虐待事件が発生してしまうと、園が長年積み上げている保護者との信頼関係が根本から崩れてしまいかねません。一度崩れてしまった信頼を再度構築するためには非常に長い時間が必要です。
虐待行為を園で起こす可能性を0に近づけるために園として行えることの一つの手段は「園内研修」です。園内研修で虐待行為の事故事例を検証することによって、職員個人の危機意識を向上させることができます。
アイギス事故年鑑2018では全国の保育施設で発生した虐待事件を複数取り上げておりますので、ぜひ園内で虐待研修を行う際にはお役立ていただけばと思います。