トイレ掃除する社長の話
昔、よく社長を追いかけたドキュメント番組で、「朝は従業員よりも早く出社して、トイレ掃除をしています。少しでもきれいなトイレの方が、働いてくださっている従業員たちも気持ち良いと思って・・・」と言う社長たちを見ました。
それを見て、私は、「うそくさい社長だなー」と思っていました。
このブログでもときどき話題になるアイギスのランチですが、私がオフィスにいるときは、毎回作ります。
前日に買出しに行って、材料の下ごしらえをして、次の日の10時過ぎから調理を始め、11時半くらいからランチが始められるように準備します。
そもそも、アイギスのランチを私が作り始めたのは、理由が2つあります。
①ランチ代が高い
②料理をしていると考えがまとまる
①の理由は、オフィスの周辺でランチを食べると、1000円くらいします。それを6人で食べると6000円かかります。でも、その6000円で食材を買うと、2.5回分のランチができます。
②は、私自身の性質なのですが、昔から料理をしていると、自分の頭の中の情報が整理され、会社の経営やプロジェクトに関する考えがまとまります。逆に言えば、考えをまとめたり、アイデアを出すためには、料理をしなければならないのです。
この2つの理由で、私はランチを作っています。
冒頭に書いたトイレを掃除する社長の話ですが、トイレ掃除によってチームに貢献するか、ランチを作ることによってチームに貢献するかの違いだと思います。これからは、チームに貢献するリーダーという形もあっていいのではないでしょうか。
みんなで毎日食卓を囲んでいるといろいろな情報の交換や共有ができます。この時間が積み重なっていくと、以心伝心できやすくなるのだと思います。
みなさんは、何で自分のチームに貢献しますか?