面から点の災害対策へ
皆さんは災害対策をどのような形で行っていますか。たとえば避難訓練でいうと、地域ごとに地震や大雨などの災害マップがあり、それに従って定期的な訓練などをしていると思います。
ですが、それは正しいのでしょうか。
私たちは、災害対策は、「この辺一帯」や「地域」ではなく、「園」という「点」でみるべきなのではないかと思います。もしかしたら、皆さんの園を境に、隣の建物とは地盤が変わっているかもしれません。そうなった場合、「この辺一帯」という考えは通用しません。「私たちの園一帯はどうなのか」ではなく、「私たちの園はどうなのか」として考えなければならないのです。そして、園独自の災害対策が必要になります。
アイギスでは、そういった悩みを解決するために「災害マニュアルコンサル」というサービスを始めました。これは、専用ソフトで園の立地環境を分析し、災害リスク分析レポートを提示し、園に訪問しながらアイギスとともに園オリジナルの災害マニュアルを作成していき、それに従った訓練をしていこう、というサービスです。
これは、しっかりとした根拠に基づいてマニュアルの作成を行うので、対策がより具体的に、より現実的になります。そうすることによって、実際に災害が起きたとしても、あわてずに済みます。
災害は予測できるものとできないものがあります。しかしながら、ある程度の予測ができていたとしても予測を上回り、対応しきれない場合もあります。
予想外のことが起きたとき、人間は冷静さを失ってしまうものです。しかし、園長先生や保育士の方々が判断を誤るわけにはいきません。なぜなら、園児たちを守るという仕事にあたっているからです。先生方は普段から園児たちと密接に関わり、それぞれの園児たちの特性も理解してくれているはずです。何かが起きたときに目の前にいるこどもたちを守れるのは、先生方だけなのです。
ぜひこのサービスを活用して、園オリジナルの災害対策を行っていってはいかがでしょうか。絶対に起こらないと断言できる災害などないのです!