「努力を惜しまない」という仕事
アイギスの職員力向上研修は今年も無事に終了いたしました。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
今年の研修は今までとは少し違っていて、「東京ディズニーリゾートの感染症対策がどのようなものなのか」というところに注目して行いました。東京ディズニーランド・シーは今、世界屈指のテーマパークとして有名で、アジアのテーマパークランキング2019では4位に入るほどです。そんな東京ディズニーリゾートの感染症対策を、我々は間近で体験してきました。
気づいたこと、感心したこと、驚いたこと、それぞれたくさんありました。その中でも一番目立つものが、やはり足元の黄色いテープでした。ネットなどでも話題になっていますが、ショーを見る位置、アトラクションやワゴンに並ぶ位置、全て決められており、足元には黄色いテープが貼られているのです。これは1日や2日で準備できるものでは到底ないだろうなと感じました。また、キャストさんのその立ち位置への案内もすばやく、とにかく人を密集させないことへの気配りが素晴らしかったです。
今回とても感じたのは、東京ディズニーリゾートの休園はただ休んでいただけではないということです。休園中も変わらずゲストのことを考えて作業に取り組んでいたのだな、ということが伝わってきました。きっと、キャストさんにとっては「ゲストに対する努力を惜しまない」ことが仕事なのだと思います。
せっかく開いたなら楽しんでほしい、嫌な思い出にしたくない、という思いは保育業界の皆さまにも通ずる気持ちがあるのではないでしょうか。自分ががんばることによって園児や保護者の方が喜んでくださるなら、いくらでもがんばれる!という気持ちを持つ保育士さんはたくさんいると思います。今こそその気持ちを発揮するときなのではないでしょうか。
ぜひお時間がある方は、今しか味わえない感染症対策が完備された東京ディズニーリゾートで、「今自分にできること」のヒントを探しにいってみてはいかがでしょうか。