アイギスの近況
猫、燃える。
我が家では猫を飼っています。毛足がちょっと長い、ふわふわのオスねこです。
そんな彼が、先日コンロの火で燃えてしまいました。毛の先が焦げただけでしたが、某スポーツブランドのジャージのように、体の側面に線が入りました。
匂いで気付いた私はすぐ彼を床に下ろしましたが、本猫は平気な顔です。
ケガにならずに良かったと胸を撫で下ろしていましたが、今までそんな事がなかったのにどうしてコンロに近づいたのか。
猫がジャンプ力に優れているというのはご存知の方も多いかと思いますが、キッチンのカウンターくらいなら、ひょいと上がれてしまいます。
今までも私が料理をしていると、カウンターに飛び乗って匂いを嗅ぎに来たり、あわよくばおこぼれにあずかろうとしたりすることはありました。
それでも、今までコンロに近付いたことはありませんでした。我が子ながら賢いと関心していたものです。
では何故今回、彼のふわふわの毛はチリチリと化したのか。
答えは「キッチンカウンターの長さ」でした。
最近住まいが変わった我が家は、以前のキッチンと比べるとカウンターの長さがとても短く、流しからコンロまでの距離がほぼ0なのです。
引っ越して間もないこともあり、「いつもの感覚」で飛び乗ったのでしょう。まさか焦げるなんて想像もしていないだろうし、本猫は気付いていないので今後も同じことが起きる可能性はあると思っています。
この「いつもの感覚」は頼りになるけれども、危うさもある感覚知だと思っています。
彼がそれに気付いていないこと、それが問題です。
そして私も「まさか彼が焦げるとは思わなかった」...それこそが大問題でした。
ふわふわの彼に学んだ出来事でした。