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何もできないならランチの提案はしよう?

何もできないならランチの提案はしよう?

 この度は、北海道チャレンジキャンプにご参加いただき誠に有難うございました。

 今回は、函館にて現地研修とZoom研修を同時開催いたしました。現地にてご参加いただきました皆様は、函館を少しは堪能することができたでしょうか。さて、第1回北海道チャレンジキャンプが終了したということは、第二回ももちろん開催致します!

 来年も今頃開催でれきばいいのですが、まだ日程は未定でございます。しかし、場所は決定いたしました。次回の北海道チャレンジキャンプは「網走」で行います。お楽しみに!

  さて、今回のブログのお題にしました「何もできないならランチの提案はしよう?」ですが、私が危機管理部門で脇(弊社代表取締役)の下で働き始めたときに脇から最初に言われた言葉でした。少人数の会社だったので、毎日お昼になると「ランチ何にしようか~」とみんなで悩んでました。入社したての私は、業務を教えていただかないと何もできない立場でした。

 そんなときに脇から、「できることをやればいい」と言われました。その中で「ランチの提案なんていいんじゃない、毎日のことでみんな悩むんだから~」と言われました。そこで私はランチマップを作りました。白い模造紙にお店の名前を書いたポストイットをジャンル別に分けて貼っていきました。

そうしたところ、今まで頭の中で考えていたランチが見える化され、ランチを考える時間も短縮されました。しかし、ランチ提案はそれだけ考えたらいいとうわけではありませんでした。それぞれのスタッフの体調や気分や前の日に何を食べたのかなどリサーチしたうえでの提案が必要とされました。

え?そんなことまでするの?と思われたかもしれませんが、とりあえず何もできなんだからと忠実にやっていたのも覚えています。もう、10年以上も前ですが・・・。

 ちなみに脇は30歳のとき、先輩たちが出勤する前に自分は何もできないからとゴミ箱をきれいに洗っていたそうです。もし、自分は何もできない足を引っ張っていると思っている方がいらっしゃれば、周りで自分ができることを探してやってみたらいかがでしょうか。

 だって、ゴミ箱を洗うことや例えばトイレ掃除することなど当たり前に誰でもできることですが、それをわかっていてやらない人も中にはいるのです。誰でもできることを当たり前にするということはなかなか難しいことなのかもしれません。

 

2021.09.14