死傷者数は前年同期比で約21%増加/労働災害発生状況(2022年3月速報)
厚生労働省は18日、2022年の労働災害発生状況(3月速報値)を公表した。休業4日以上の死傷者数は1万6,500人(前年同期比21.1%増)。業種別では第三次産業の9,036人(同29.6%増)が最多。事故の類型別では転倒の4,472人(同9.6%増)が最多、次いで「その他」(主に感染症による労働災害)3,961人(同262.1%増)、「墜落・転落」2,051人(同0.2%減)など。死亡者数は128人(同42.2%増)、業種別では建設業34人(同5.6%減)、製造業33人(同94.1%増)、第三次産業32人(同68.4%増)など、事故の類型別では墜落・転落41人(同57.7%増)が最多。
毎年出されている厚生労働省からの労働災害発生状況です。
令和4年の労働災害による志望者数は128人。前年度の同期と比べて42.2%増加、約1.5倍の方が、亡くなっているということです。
また、仕事を4日以上休業して死傷者数も21.1%増加。お家にいる時間が長く、身体や勘が鈍ってしまい、墜落・転落の事故が増加、「その他」の感染症の増加はコロナ罹患が労災として認定され始めたことが原因と考えられるでしょう。
witn コロナによって日常の生活を取り戻そうとする力が、働く人々のリスクの一端や、ストレッサーとなっている場合もあるということがわかります。
アイギスもコロナと共に、2021年度は研修の形を変えて皆様にお届けできるよう、努めて参りました。
そんな中でも大変好評をいただいていたのが15分間の動画を毎月1本お届けする、『保育士オンラインセミナー』シリーズです。
動画は総視聴回数1万回を超え、「15分という短い時間で職員全員で共有できるのがいい」「全員で同じ場に集まって、決まった時間に視聴する、などの縛りがなくていい」「リモートワーク時の職員の教材として活用ができる」とたくさんのお褒めの言葉をいただいています。
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私達アイギススタッフも、はじめはトレーニングに乗り気ではありませんでした。ですが、スタッフ全員でトレーニングを受けるようになってランチのメニューはおろか、会話の内容も変わりましたし、仕事への向き合い方やモチベーションにも変化が出て、体調を崩す社員もほとんどおりません。
物は試しです。ぜひご検討ください。