2018年は「未来の自分」を愛そう!
元保育士に懲役15年 女児15人への強制わいせつ「悪質さ際立つ」
平塚市の無認可保育所で2015年12月、生後4カ月の男児が暴行を受け死亡した事件に関連し、預かった別の女児15人に対する強制わいせつなどの罪に問われた元保育の男(36)の判決公判が26日、横浜地裁であった。裁判長は「犯情は誠に悪く、厳しい非難に値する」として、懲役15年(求刑懲役18年)を言い渡した。
裁判長は判決理由で、「他の保育士がいない密室の時間帯を狙い、保育士としての立場を悪用して多数回のわいせつ行為をしており、計画性や常習性は顕著で卑劣極まりない」と非難。「被害者の人格を無視し、自らの性欲を満たす玩具のように扱った悪質さは際立つ」とした。(2017年12月27日 神奈川新聞)
昨年末に下された判決は、元保育士に厳罰を言いつけたものでした。この元保育士は、生後4カ月の男児を死亡させた容疑もかけられているので、特殊だとは思いますが、これは意図的に行われた犯罪です。
このブログでも何度か申し上げてきましたが、意図的に行われる犯罪行為は、意図的に予防できます。昨年は、保育現場で働く人たちも、意図的に自分の人生を棒に振っている事態が散見されます。
保育現場で園児に対する虐待行為を働いたり、盗難や暴行、盗撮などの犯罪行為を犯したり、補助金の不正受給や定員の誤魔化しなどコンプライアンス違反も多々見られました。
保育業界以外でも、未成年買春やドラッグ、暴力事件や不倫問題などで職を失った有名人の方々が多数いらっしゃいました。
このような方々を見るたびに、私は、自分を好きな(大切にする)人ではなかったのだな。と思います。コンプライスに対する個人の意識を強く持たなければならなくなった現代において、前述のような犯罪行為(コンプライアンス違反)を犯すことは、確実に自分の将来をなくします。
それがわかったうえで、あえて意図的に未来の自分を殺すような行為を犯すわけです。「ほんの出来心で・・・。」とか、「あれは酒の上のことで・・・。」とかでは許されないのです。
今の自分の欲望を実行すれば、未来の自分に迷惑がかかってしまうかもしれない。という意識を常に持つことが大切なのではないでしょうか。これは、犯罪行為だけに関わらず、仕事がうまくいかないから、すぐに転職しようとするのも、もしかしたら、未来の自分の首を絞めていることになっているかもしれません。
2018年は、「未来の自分」を愛してください。そして、未来の自分を育ててください。それには、今の自分を律し、鍛えていかなければならないのではないでしょうか。