保護者との信頼関係を築くには? 2
新卒社会人の最初の仕事はお花見の場所取りとも巷ではいわれるそうですが、今年はとある会社のお花見の場所取りが「非常識だ!」と悪い意味で話題となっています。
その会社の場所取りの方法というと、公共の場所である公園の半分以上の敷地にブルーシートを敷き、そのブルーシートに自社名と5日間の使用日程、その時間を記載した紙を張り付けるというものでした。
そしてそのブルーシートには「上記時間以外はご自由にご利用ください」とも書いてあったそうです。
このことはとあるユーザーのツイートが拡散されたことから「何様だ」「常識を疑う」と話題に火が付き、最終的には会社が「非常識と言われても仕方のない行為をした」と謝罪することに繋がりました。
さて、ここから先週の「保護者との信頼関係を築くには?」のブログテーマに戻ってくるのですが、他人とうまくコミュニケーションととるためには、「自分は知っているが、他人は気が付いていない自分」の領域だけではなく、「自分は気が付いていないが、他人は知っている自分」の領域を小さくすることも重要です。
これはどういうことなのかというと、今回の花見場所取り炎上を例に考えると、自分の行動が他人にどう思われるのか、どのような影響を及ぼすのかということを考えずに行動すると、それは社会的な信用が失墜するという結果にもなりうるということです。
保護者からすると、子どもを預ける以上、新卒であってもプロの保育士さんです。そのことを念頭に保護者の目線に立ってコミュニケーションをとっていただければと思います。
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