オンラインでつながる

　現在、新型コロナウイルス対策による在宅勤務や時短勤務をされている方が増えていると思います。そして、今までとは違い、遊びに出かけたり飲みに行ったりなどが間単にできる世の中ではなくなっています。

　そんなときに今流行しているのが、「オンライン飲み会」です。皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ビデオ通話ができるアプリを使って各々がお酒とおつまみを用意し、画面上で乾杯をする、というシステムです。

　そして私もこの自粛期間中に、学生時代の友人とオンライン飲み会に挑戦してみました！感想を一言で伝えるならば、出不精な私でもこれなら週に何回もいける！でした。

　メリットとデメリットはそれぞれあり、合う合わないはもちろんあると思いますが、まず一番のメリットとしては気を使わないことです。飲み会では、参加人数が多くなると予約の有無からお店の厳選、アレルギーや食の好み、また年齢や地域が違うと値段や交通費などのことも考えなくてはなりません。しかしオンライン上だと、各々が勝手に好きな飲み物とおつまみを買ってくるだけで良いのです。私はお酒が大好きでなんでも飲める！というタイプではないので、誰かに飲むペースを合わせたり、飲めないお酒を無理に飲んだり、そういったことが今まではストレスに感じていました。さらに私は食べる量が多いので、割り勘の飲み会だとお会計を気にして遠慮することが多かったのですが、自分の好きな物を好きなだけ食べることができるということに感動しました。

　他にも、圧倒的にコスパが良いこと。遠方の友人も含めて楽しめるということ。現場に行く手間やTPOに合わせた服装を気にしなくて良いこと。想像より沈黙が気にならないこと。やめたいときにやめられること。気心知れた仲だと、かなり自由であること。（私の友人の場合は突然ゲームをしたり本を読み始めたり料理をし始めたりとかなり自由でした）

　ただし少々のデメリットは付き物です。

　やはり何時間もビデオ通話となるとデータの通信量は重くなります。Wi-Fi環境を整えておくことが大事かもしれません。しかし今時のネット環境は素晴らしいもので、支障が出るほどの画質や音質の乱れはほとんどありませんでした。また、良くも悪くも時間の制限がないので、設けたほうがいい場合もあるだろうなと感じました。

　始める前は抵抗があり、不安でしたが、いざ始めてみると時間を忘れて楽しむことができました。外出自粛ムードで楽しみが奪われ、暗い気持ちになっている方も少なくないと思いますが、便利なものを取り入れ、周りの人と楽しい空間を少しでもシェアしていけたら乗り越えられる道も開けるのではないかなと思います。