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自分の目線、気にしていますか?
先日、病院を受診した際に、印象良くないなぁと思った出来事がありました。受付の方に「椅子に座って待ってればいいですか。」と質問をしたところ、まったく目をこちらに向けずに「はい」と答えてくれました。印象が良くないな、と思ったと同時に、私のタイミングが悪かったかな、と少し落ち込みました。体調がイマイチなときはよりナイーブになりがちです...。
もしかしたら受付の方は、「今忙しいのに...」と迷惑だったかもしれません。または、目を相手に向けずに答えることが日常だった可能性もあります。しかし、患者からすると「受付さんが素っ気ないイマイチな病院」という印象になります。
そしてその後、待ち時間が長かったり、診察が普通だったりした場合、その病院はプラスの印象にはなりにくいです。一度抱いた負の感情をリカバリーするには、相当のエネルギーが必要です。
ずっと目を見て話すことが大事、ということではありません。目を見ることに気まずさを感じる方も多いです。相手の目を見る時間の割合とタイミングが重要といわれています。
日本文化としては、話し手となる際は視線をときどきそらし、聞き手となる際は視線を保つ文化であることが示唆されています。「話すときにずっと相手の目を見ていなければならない」という思いに囚われるのではなく、むしろ「聞いているときに相手をしっかり見る」ことを意識するほうが、良い印象を与えることになります。
例えば、園児の登園降園の際、保護者の方と一度でも目を合わせるのとそうでないとのでは、先生や園に対する印象が良くも悪くも変わってきます。
一回の挨拶で必ず一度目を合わせる、そんなコミュニケーションを心がけてみてください。