身の回りのコスパ。
▷コスパとは「コストパフォーマンス(cost performance)」を短縮した略語です。「かかる費用(cost)」と「成果・得られる効果(performance)」を比べる「費用対効果」を意味します。
先日、オフィスで"コスパ"について話題になりました。「最近たこ焼きやってないね~」という話です。アイギスでは、ランチにたこ焼きをしたことがあり、材料がまだ残っていたのです。私はたこ焼き大好きで、自宅でも2ヶ月に1度はたこ焼きの日がくるのですが、そのたこ焼きのコスパはどうでしょうか。
ここでは、値段ではなく、時間に対してたこ焼きを何個食べられるのか、というコスパです。生地を流し込んでから、15~20分は焼き上がるまでかかるでしょうか。例えば、一度に20個のたこ焼きが作れる一台のたこ焼き器で、5名で食事となると、一度に1人4個しか食べられません!そう、コスパが悪いのです。待ち時間の長い、進捗ゆっくりランチか、何か他のメイン料理を用意するか、しなければなりません。
前者は、空腹の中、プチストレスです。ランチ時間も無限ではありません。後者の他のメイン料理を用意する案も、次第にたこ焼きのお世話係が減っていったり、机上の物理的なスペースに限界があったりという懸念点があります。2人で囲んでお酒のあてにする、ならいい具合なのですが...。
私たちは生活の中で、かかる時間やお金に対しての成果物はどのくらいか...を考えています。ご自身の価値観で、納得して決断するものもあれば、コスパが悪いから辞めておこう、と判断されるものもあると思います。しかし、注意が必要なのは、目先のコスパばかりを考え、長い目でみたリスクを考えないことです。やや大きな出費になりそうな物事ほど、根拠のないバリアを張りがちです。
将来に関わることなら尚更、一度じっくり考える習慣を身に着けてみてください。