自分も人も幸せにする習慣
最近「ずるい美人」という本を読みました。
持って生まれた顔立ちやスタイルの問題ではなく、日常のさりげない気遣いや自分の振る舞いを少し変えて美人になりましょう、といった内容の本です。その中に1つ気になったコンテンツがありましたので、紹介したいと思います。
「美人はみんなを幸せにする言葉を選ぶ」
朝目が覚めたらまず自分に「おはよう」とあいさつをする。そして、人にもあいさつをする。という習慣を身につけ、さらに「昨日は喉が痛そうだったけど今日は大丈夫?」「そのコーディネート素敵だね」など、相手を気遣うひとことを添える。というものです。
こういった習慣は職場に限らず家庭や友人間でも大切なことだと思います。自分にあいさつをすることでまずは自分が嬉しくなり、そうなることで人も嬉しくさせるような言葉かけができるようになります。
あいさつをされて不快に思う人はいません。朝、「おはよう」とあいさつをするだけで、その後の会話がスムーズになりますし、あいさつは相手の存在を認める行為なので、たったひとことでポジティブな気持ちになります。
さらに相手を思いやる言葉は、自分の耳にも優しく響きます。自分の言葉を一番聞いている人は、自分です。尖った言葉ばかり発していると尖った言葉ばかり聞くことになります。そしてどんどん尖った人間になっていってしまいます。気忙しく余裕のない朝こそ、優しい言葉が1日の無事を約束します。
私は、焦ったり気持ちが沈んだりするとつい、マイナスな言葉や尖った言葉を使ってしまっていました。なのでこのような習慣を身につけることができたら、自然と笑顔が増えるのではないかと思い、実践していこうと思います。ぜひ皆さんも、毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。
<参考文献>
福山真由美(2020)『ずるい美人』WAVE出版