すべてのお客様がVIP①
こんにちは。ディズニーに関するブログをよく書いているアイギススタッフです。今回も、ディズニーシンキングについて少しお話していきます。
ディズニーでは、こんなコンセプトがあります。
「すべてのゲストがVIP」
これは、パーク内では、年齢も国籍も社会的立場も関係ない、すべてのゲストをVIPとしておもてなしするという意味がこめられています。そうしたポリシーに基づき、パーク内は国の基準よりはるかに高い「ディズニー基準」を設けてバリアフリー化を行っています。
身体機能が低下している方、視覚や聴覚に障がいをお持ちの方へのサポートやアレルギーメニューなどにはとても細かなサポートがついています。すべてのゲストが安心してパークで過ごせるように全力が尽くしてあります。
また、機械的な面や物理的な面以外にも、ディズニーでは「人のサポート」も工夫されています。ディズニーのキャストの方々は、研修で実際に車イスに乗ったり、目隠しをしたりします。こうした研修を行うことによって、障がいのある方の気持ちに寄り添い、心のバリアフリー化ができます。
最近YouTubeで、VRで見れる「感覚過敏の疑似体験」という動画を視聴しました。私は今まで感覚過敏の世界を味わったことがないので、実際に視聴することで、少しだけ理解を深めることができたかなと思います。
今は機械でこういったものを作ることができる上に、無料ツールで視聴、体験をすることができます。誰にだって心のバリアフリー化はできるのです。まだまだ偏見の多い社会ではありますが、人生の主人公がそれぞれ違うように、すべての人間が特別なのだと思います。
皆さまも、心に余裕がないときこそ「すべてのお客様がVIP」のポリシーを実践してみるのはいかがでしょうか。