「ありがとう」の対義語
「ありがとう」の対義語が何かご存知でしょうか。「有り難う」→「有り難し」→「あることが難しい」→「めったにない、まれである、奇跡」と考えるとすぐ分かりますよね。「ありがとう」の対義語は「当たり前（当然）」です。
私はつい2017年くらいまで対義語が「当たり前」であることを考えずに生活をしていました。なぜならば、それを知らなかったとしても感謝の気持ちはありましたし、「ありがとう」とお礼を伝えることができていたからです。
改めて対義語（当たり前）について考えると、確かにな、と思いませんか。それと同時に、「ありがとう」が言えない人はしてもらったことを「当たり前」だと思っている恵まれた方なのだな、とも思いますよね（苦笑）ただ意外と、ちょっとしたことは当たり前と思っている方（私も含めて）多いと思います。例えば、私が○○をしているのだから、あなたが○○するのは当たり前、やお金を払っているのだからこれをしてもらうのは当たり前、などです。【無意識のうちに】こう感じていることが多いので、残念ながら感謝の言葉はでてきません...し、気付くのもなかなか難しいです。
私はこのありがとうの対義語が当たり前であることを知ってから、感謝の言葉を発していない言動について気付くことができました。私のこのブログを読んでくださった方はすでに対義語が「当たり前」であることを知りました！ので、自分のまわりで当たり前だと思っていることがないかぜひ探してみてください。
このアイギスブログでも過去に「ありがとう」についてのブログがあります。
別のアイギススタッフが書いているものなので、改めて読んで頂けると幸いです。
最後に私事ですが、10か月の息子に今はまだ、「ありがとう」を親が見せる（人から物を頂いたり、何かしてもらったらありがとうと言う、みたいな）、または伝える（こういう時はありがとうと言おう、など）だけでいいのかもしれませんが、もう少し大きくなったら、人からしてもらうことすべてが「当たり前」ではないことを教えようと思います。
