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みんな子どもがだーいすき!

みんな子どもがだーいすき!

 大げさなタイトルですが...子どもがいなかったときと比べて、街中で気付くことはたくさんあります。例えば、都心の駅や電車はベビーカーにあまり優しくなかったり、近所の歩道やお店の通路が狭かったり、横断歩道の信号が変わるのがとても早かったり、などです。そんな中で、私がここ最近一番驚いているのは、思っている以上に息子に絡んでくる人が多いことです。先日のブログ「リスクは経験と情報(あと少しの知識)」でお散歩デビューのお話しをしたのですが、息子と一緒に散歩しているとすごくたくさん話しかけて頂けます!とても嬉しいことなのですが、なんて言葉をかけられるのか、心の中で常にファイティングポーズをとっている私です(笑)今のところ心無い言葉をかけられたことはないですし、さらに有り難いことに息子に勝手に触ってきた方もいらっしゃいません。しかしながら、こわー!と思った出来事2つを今日は皆さまにお伝えしたいと思います。

 ひとつめは朝の公園のジャングルジムを息子と探検していたときです。近くのベンチに完全防寒のおじいちゃん(「北の国から」をイメージして頂けると幸いです)が「かわいいねえ、ジャングルジム楽しいねえ」と息子に話しかけながらやってきました。私はちょっと怖かったので、「ありがとうございます」のあとは無視を決め込んでいたのですが、おじいちゃんはずっと息子に話しかけ、「おじいちゃんがぎゅーって抱っこしてあげるからおいでおいで」と手招きをはじめました。【人類皆友達】の息子、ニコニコで行くんです...おじいちゃんには大変申し訳なかったのですが、息子を抱っこし、離れることで事なきを得ました。これが、私の地元(島)であれば、ほぼみんな顔見知りなので、問題なかったのかもしれません。

 ふたつめも朝の公園だったのですが、歩くことに疲れた息子が座って風を感じていたところ、自転車に乗ったおじいちゃんがグングン息子に近づいてきます。公園内だよ?!見えてない訳じゃないよね?と思いながら避難にあたふたしていると息子の前で止まり、「キキーっ!轢いちゃいますよ~♪がんばれー!」と。何言ってんだこの×××!と思いながらも笑顔と「ごめんなさい~」でおじいちゃんは過ぎ去っていったし、息子もバイバイしていたのですが、怖かった...。

 両方とも悪意はないと思うのですが、とても怖い出来事でした。「不審者」の定義とは違うかもしれませんが、私にとっては二人とも「不審者」です。今後、このようなこと、これ以上に怖いことたくさんあるんだろうな~と思いながらもどう対応したら良かったんだろう、といまだにモヤモヤ考えてしまいます。

 ちょっとジャンルが違うのですが、皆さまも対応に悩むことがあれば、アイギスの24時間相談ダイヤルへお電話頂けるとスッキリできるかもしれません。

2021.12.17