役立つ人材とは・・・？

　４月も２週目が終わろうとしております。最近、街中でも新社会人らしき方々を目にする機会も増えてまいりました。新しく大学に入学し、東京で新生活をスタートさせた方々も多数いらっしゃると思います。

　そのような新たな出会いとスタートを切る４月には不安と期待で一杯だと思いますし、早く役に立つ人材になりたいという焦りもじわじわと出てくるのではないでしょうか。

　先日、新入生歓迎シーズン真っ盛りの有名大学で居酒屋の予約キャンセルをめぐる非常識なトラブルが起こったようです。居酒屋の店舗従業員を名乗る方のツイッターで、「５０名で予約していたのに、ばっくれ。用意していた食材が無駄になりました。当日から連絡が取れず、キャンセル料もいただいていません。泣き寝入りは嫌なので連絡こなければ警察に行きますよ～。〇〇大学の〇〇〇さん」という内容でした。

　予約キャンセルの連絡をし、しかるべき手続きを取れば、何の問題もないトラブルです。これが連絡なし。キャンセル料等の支払もなし。だからトラブルになります。

　会社や組織の役に立つということの第一歩は、「他人に迷惑をかけない」ということだと思います。役立つ前に、迷惑をかけないということを心がけることも組織に対する貢献だと思います。新人は意外と無意識に周囲へ迷惑をかけているものです。自分の言動を客観的に見るトレーニングを意識的にしてみてください。