桃田問題!?
本日のアイギスブログのテーマは日本バドミントン男子のエース、桃田賢斗選手らの違法カジノでの賭博行為についてです。
桃田選手は田児選手とともに東京都墨田区の違法カジノ店に10回ほど訪れ、賭博行為を行っていたとされます。日本バトミントン協会は緊急理事会を開いて、桃田選手の無期限の協議会出場停止処分を決定しました。除名という最も重い処分は免れましたが、今後の競技人生を考えるととても重い処分だと思います。
このニュースは4月7日に日刊スポーツに掲載されたことから発覚しましたが、この日は奇しくも桃田選手がバドミントン世界ランキングで自己最高を更新する2位を記録した日でした。
いくら自分が蒔いた種とはいえ、桃田選手にとってこのスキャンダルの発覚は青天の霹靂だったと思います。まさに天国から地獄だったでしょう。
信用というものは、積みあげるためには長い時間と労力そして誠実さが必要とされます。しかし、その信用が崩れるときはあっという間です。そして、一度崩れてしまった信用を再び積み上げるためには、マイナスからのスタートとなるため、それまで以上の時間や労力、誠実さが求められます。
桃田選手は違法カジノ店に6回ほど出入りしていたとされますが、例えそれが1度であったとしても、過ちを犯してしまえば、自分が今まで積み上げてきたものを一瞬で崩れ去らせてしまいかねないのです。
これは桃田選手だけではなく、保育施設も同じだと思います。保護者との信頼関係は一朝一夕で構築することはできませんが、1つの事故、1つのミスで信頼関係が崩れることはありえます。
人生どこに何があるかわからない。
そんなことが頭をよぎった桃田選手のスキャンダルでした。