事故・トラブル最前線

事故・トラブル最前線これからの時代の園経営や
危機管理の在り方を専門家が語る

最近気になること

現状維持で留まっていると後退の未来しかないかもしれません。

現状維持で留まっていると後退の未来しかないかもしれません。

 2008年に発足した危機対応サービスの前身でもある危機管理対応支援サービスのときからご加入いただいている会員様に支えられ、また会員様のクチコミによって、2017年現在もアイギスの危機対応サービスの会員数は増え続けております。

 アイギスではCMや会員獲得のためのセールスは一切行っておりません。基本的には、会員様からのお友達園へのクチコミや弊社の研修を受けていただいた方からのお問い合わせで会員数は伸びていっております。だからといって、アイギスでは本当に営業活動をしていないのか?というと嘘になります。

 アイギスの新しいサービス、新しい研修を立ち上げるときは常にお客様がいます。お客様は今、どんなことに困っているのか?どんなことに興味を持っているのか?欲しいと思っていることややりたいと思っていることは何なのか?などお客様目線で考えるようにしております。しかし、戦略を立ててやっていたとしても失敗はつきものです。

 アイギスで行ってきたサービスや研修がすべてお客様に受け入れられたというわけではありません。長らくアイギスにおつきあいいただいている会員様は、「あれ?あのサービスいつのまにかなくなったわね」とお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。

 保育施設でも同じことが言えるのではないかと思います。保育施設は、定員割れしないように子どもたちを集めなくてはいけません。選んでもらえる施設にならなくてはいけません。職員確保も必須です。となったら、どうすれば保護者がうちの施設を選んでくれるのか、どうすれば求職中の人がうちの園を選んでくれるのか、戦略を立てなくてはなりません。

 今困っていないから、今のままでかまわないと鷹をくくっていると近い将来立ち行かなくなるかもしれません。そうならないためにも常に保護者や求職中の人のことを考えて今の施設で何が必要なのか考えてみてはいかがでしょうか。考え続けて実行していく限り、後退はしません。みなさまの施設が保育業界に存在する意義を考えてみませんか?

 アイギスは、再度来年に向けて、アイギスが保育業界に関わる存在意義を追求して、来年もみなさまによりよいサービスを提供できるよう計画を立てております。

2017.12.04