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保護者対応に正解はない。

保護者対応に正解はない。

 先日、娘が通う保育園で発表会がありました。クリスマスお遊戯会のようなもので昨年行われるはずが、会場の都合上一月に開催されました。子どもたちが歌って踊って、お名前を呼ばれて返事をする姿は親としては涙か出るほど嬉しい光景でした。

 発表会のマイナスの感想としては、変な間があったり、プログラムのめくりをめくるのを園側が忘れていて、親切なお父さんがずっとめくってくれていたり、未満児の発表のあと前の席に座っている未満児の保護者と後に座っている以上児の保護者が入れ替わるはずなのに園側から誘導なく戸惑う保護者達の姿など様々ありました。しかし、この園はそれでいいのだと思います。

 発表会のやり方に正解はありません。色々ミスがあったとしても、裏で一生懸命子どもたちの発表会を成功させようと動いている先生達のことを保護者はわかっているからこそ、めくりだって協力してめくったり、席の移動も戸惑いながらも保護者がしていたわけです。

 園長先生が発表会の初めに挨拶で出てくると拍手が湧き上がり、終わりの時も拍手が湧き上がり、その拍手は保護者達が「心を込めて心の底から感謝している拍手」に私は、感じました。他の保護者の反応を見て、「この園は保護者と信頼関係が築けているんだな」と感じました。

 保育園が保護者との信頼関係の築き方に正解はありません。保護者対応には正解がないのです。だからこそ、保護者対応に悩んでいる方には、どんどんトライをして、どんどんアイギスに相談をいただきたいと思っています。

何をどういっても対応相手を変えてもどうにもならない保護者がいることも確かです。保護者対応の中では諦めも必要です。先生達の頑張りを見ている保護者はいます。

 その保護者達のためにもめげずに難易度の高い保護者への対応もしていきましょう。

2018.01.29