スーパーボウルが終わりました。
2月5日に第52回NFLスーパーボウルが終わりました。
結果は33-41でフィラデルフィア・イーグルスが勝ちました。
試合前の予想では、大半がニューイングランド・ペイトリオッツの勝利としていましたが、大番狂わせが起こりました。
大半の方々(私も含めて)が、ペイトリオッツの勝利と思っていたのは、このチームのQB(チームの司令塔的なポジション)トム・ブレイディが過去7回スーパーボウルに出て、5回優勝しているという圧倒的実績があったからです。
それに対し、イーグルスは今だスーパーボウルで優勝した経験がない上に、エースQBであるカーソン・ウエンツがじん帯断裂で欠場し、控えQBのニック・フォールズが先発せざるを得ない状況に追い込まれていたからです。
しかし、ふたを開けてみれば、イーグルスの勝利。
しかも、第4クオーターにもはや生きた伝説と言っても過言ではないブレイディのミスを誘い、勝利を手中に収めたのです。
その勝利の立役者であるニック・フォールズはレギュラーシーズン中は、控えでした。しかし、いつ出番が回ってくるかわからないと考え、準備や体のメンテナンスに手を抜かなかったのでしょう。
腐らなければ、神様が見ていて、チャンスを与えてくださる。そして、自分はそのチャンスを手に入れられるだけの準備をしている。だから、不安なんて微塵もない。といった感じでしょうか。
今年も、新年度からたくさんの学生さんが社会人になります。その方々には、ぜひ、ニックの姿を参考にしていただきたいと思います。
仕事にカッコイイものなんてないですし、ほとんどのことが単調なことの繰り返しです。はっきり言って、地味なのです。そういう地味なことの積み上げでときどき派手な結果が出ることもある。というだけです。
ぜひ、怒られても、失敗しても、めげずに、腐らずに自分の出番のために準備はしてください。そんなことを学んだ今年のスーパーボウルでした。