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来年のジャイアンツは強いか?弱いか?

来年のジャイアンツは強いか?弱いか?

 脇が書く今年最後のブログです。今年も1年、みなさまにはお世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。来年の2月でアイギスは10周年を迎えます。これを期にスタッフ一同、さらに精進いたしますので、今後ともご支援のほど、お願い申し上げます。

 さて、年末のごあいさつはこのくらいにして本題に移りましょう。今年最後の私のブログテーマは、「組織論」です。

 みなさんは、来年の読売巨人軍は強いと思いますか?それとも弱いと思いますか?

 今年のストーブリーグに注目選手をほぼかっさらっていったジャイアンツです。来年は100勝するくらいできる選手がそろっていると思います。マリーンズファンの私としては、丸選手を奪われた悔しさと、底なしの資金力がうらやましい限りです。

 みなさんもご存知かもしれませんが、組織論の1つとして非常に有名な2:6:2の法則というものがあります。

 わかりやすく言いますと、自分の給料以上に稼ぐ有能な人材が上の2割。自分の給料並みのものを稼ぐ人材が真ん中の6割。自分の給料分すら稼がないお荷物が下の2割。というものです。

 この法則には、面白い点がありまして、各組織で上の2割の優秀な人材だけ集めて作った組織はどんだけすごいのか?という考察です。これをアリの世界でやった方がいます。その結果は、優秀なアリだけを集めて働かせたら、2:6:2に分かれたらしいです。そして、これは、人間の組織にも同じことが言えるだろうと結論づけています。

 この理屈を踏まえて、私の結論を申し上げますと、来年のジャイアンツもあまり代わり映えしない。と思います。組織というものは、人と人の間を埋めるような人材も必要です。その接着剤のような役割を担う人材は、あまり目立たず、必要性も感じさせないような方々です。

 しかし、組織はお客様に顔も名前も覚えてもらえないような人材で成り立っています。たしかにエースも4番も必要ですが、優秀な人材だけを集めた組織が優秀であるとは限りません。おそらくジャイアンツは隙間を埋めるような人材不足でシーズン中盤に失速すると私は考えています。

 さあ、今年、プロ野球界の上位2割を集めまくったジャイアンツは、来年、強いのでしょうか。みなさんも少し注目して見てみてください。

 では、よいお年をお迎えください。

2018.12.28