巷で話題の退職代行サービスをご存知ですか?
先日、友人と食事をしているときにこんな話を聞きました。友人は都内でOLをしているのですが、先日彼女の会社で退職代行サービスを利用して会社を退職した人がいたそうです。
退職代行サービスとは、1回4~5万円ほどで代行会社が退職手続きをアドバイスし、退職の連絡を辞めたい本人に代わって行うというものです。わたしはその時はじめて退職代行サービスというサービスを知ったのですが、今このサービスの利用者が増えているらしいですね。
もしかしたら、このブログご覧にくださっているみなさまの園でも、この退職代行サービスを利用して退職された職員さんがいらっしゃるかもしれません。
退職問題はアイギスの24時間相談ダイヤルでもたびたびお電話いただくご相談の一つです。例えば、5月のゴールデンウィーク後に新入職員が園に来なくなったというご相談は毎年のようにいただきます。それほどこの職員の退職という問題は、たくさんの園長先生の頭を悩ませている問題なのだと思います。
この退職代行サービスは確かに急に出勤しなくなって退職となるケースよりは退職の手続きを第三者が行うため、管理者側の心の負担も少なく良いのかもしれません。しかし、これは主観となってしまいますが、退職代行サービスを利用した退職は健全な退職の仕方ではないと思います。
なぜこのようなサービスが流行しているのかというと、退職したくとも会社から引き止められてなかなか退職することができないというのが根底にあるようです。会社は人手不足で辞められると業務が回らなくなってしまうため、あの手この手で引き止めを行います。先々週の水曜日のブログでも人口減少についてお話いたしましたが、こんなところにも人口減少の影響が出ているのですね。人口減少が身近なことだと思い知らされた出来事でした。
みなさまの園でも職員の退職問題に関してお悩みのことがあれば、お気軽に弊社までご相談していただければと思います。