入口より出口が大切!
例年は、GWが終わったと同時に来るのですが、まだ来ないので、「今年は来ないのかな~」と思っていたら、今週になって入り始めました。
そうです。新人さんの大量退職のシーズン到来です。
職員の大量退職のシーズンは年間2回あります。それは5月と3月なのですが、以前にもこのブログで書きましたが、5月の退職は社会人になりきれない人が辞め、3月の退職は職場に復讐したいという人たちが辞めます。
つまり、5月の退職は職員に問題があり、3月の退職は組織に問題がある場合が多いのですが、今回は辞める方々に辞めかたのアドバイスをしたいと思います。
就職と退職では、気の遣い方が違う方が多いと思います。どちらかというと、就職では気合を入れてリクルートスーツを着込んで勝負に臨むという感じなのですが、退職のときは流れに任せる。場合によっては、自分の代わりに親が退職手続きにくる方もいらっしゃいます。
では、それを受ける側からしたら、どうでしょうか。私も会社経営をしてたくさんの方を面接、採用してきました。その結果、正直、就職面接のときにその方がどんな方なのかは、何人に面接してもわかりません。本当に面接を受けに来てくださる方には申し訳ないのですが、いまだにわかりません。
それに比べて、退職のときはその方の人格がすべて現れます。そして、なぜかその辞め方がその後の社会人人生に付きまとうことになるのです。
園(会社)を辞めるときには、勤めていたときに何があったとしても、すごく短い間だったとしても、お世話になったわけですから、後ろ足で砂をかけて辞めるようなことはしてはいけません。なぜなら、その園(会社)の方がどのように思うのかは別にして、ほかの園(会社)の人たちや知人や友人は、あなたの辞め方を冷静に見ています。
そして、その人の価値を値踏みするのです。
どのような理由で辞めるのかは人それぞれですが、入口(就職)より出口(退職)を大切にしてください。