保護者対応は保育園や幼稚園の永遠のテーマ。
最近のアイギスに寄せられる相談電話は、保護者対応が多いかもしれません。保護者対応といっても、何の保護者対応なのかによって相談内容は異なります。
最近では・・・・
①園が4月の入園、進級の際に説明していたことと実態が伴っていない
②新任の先生が頼りないのに園としてフォローができていない
③新年度が始まって二か月で担任が辞めるもしくは交代になる
④子どもがケガをしたのに園が適切な対応をしてくれなかった
上記のような問題を保護者は不満に思っており、園のほうにクレームもしくは、意見箱を使って伝えてくるようです。
①園が4月の入園、進級の際に説明していたことと実態が伴っていないということは、これは、伴っていないのであれば、理由を説明しなくてはいけませんし、修正をしなくてはいけません。その説明を怠ったがために、今回のようなクレームが入ってしまいました。
②新任の先生が頼りないのに園としてフォローができていないというのは、新任を育てよう育てようとしすぎて、新任にすべてを任せすぎていた結果、保護者に不安を与えてしまいました。肝心なところは、ベテランの先生や園長先生のフォローがかかせません。
③新年度が始まって二か月で担任が辞めるもしくは交代になりということは、どこの園でも起こっています。打たれ弱い人が増えているのも確かです。しかし、相手(打たれ弱い職員)を変えることはできません。こちら側の指導方法や関わり方を変えて、なんとか辞めずに続けてもらう方法を模索しなくてはいけません。
④子どもがケガをしたのに園が適切な対応をしてくれなかったということは、初期対応に失敗しています。最近アイギスでこのような内容の保護者対応の相談が多く見受けられます。しかも、相談してこられるときは、発生からだいぶたったあとで、保護者とだいぶ揉めすぎているときです。
アイギスとしましては、なるべく早くにご相談をいただきたいなと思います。初期対応から間違ってずるずる言ってしまうと、軌道修正に時間がかかるということと、保護者対応で現場の職員さんが疲弊して二次災害(保育に集中できずに他の事故やトラブルが起こること)が起こる可能性もあるからです。
今回ご紹介した相談内容は、ほんの一部に過ぎません。そして上記内容は、1園さまから受けた特別な相談ではなく、似たような相談を全国の園さまよりいただいております。
困ったり、迷ったりしたら、まずは会員専用24時間ダイヤルまで、ぜひご相談ください。