事故・トラブル最前線

事故・トラブル最前線これからの時代の園経営や
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最近気になること

新入職員の妊娠問題。

新入職員の妊娠問題。

 今まで既存の職員さんの妊娠に関する相談は、よくありましたが、最近は、新入職員さんの妊娠問題で頭を悩ませている園さんもすくなくありません。

 どのように頭を悩ませているのかというと・・・

・入職して一カ月もたたないうちに妊娠発覚、しかも未婚

・基本的に保育士は肉体労働なのに、一番いろいろ覚えなければならない時期に気を使わないといけない

・他の職員のモチベーションが下がってしまう

 新卒の場合は、保育経験がなかったとしても人材不足の中、入職してくれたのは貴重な存在です。しかし、入職して一カ月もたたないうちに妊娠されると、体調も不安定なため頭数に入れることが難しくなってしまいます。そして担任を任せている人だったら、入職一年目にして産休に入ってしまうため、新人にも関わらず担任の仕事もままならぬまま産休に入ることになります。

 そんな状況で周りの職員達は、新人に気を遣ったり協力したりしてくれるでしょうか。そのあたりの気持ちの状態は、なかなかコントロールすることが難しい部分ではあります。

 条件は同じなのに、新人のくせに妊娠して、なぜ先輩である我々が新人を気遣い、新人の仕事がまわってきて負担を負わなければならないのかと普通なら思うのではないでしょうか。

 しかし、そのような状況でも、その入職まもない職員を辞めされることもできません。一番悪いのは、社会人としても女性としても未熟なその新入職員さんです。しかも、そういう人に限って、自分から辞めようとすることもしません。しっかりと自分の権利を主張してきます。

 独身の職員に「交際相手がいるなら、ちゃんと避妊をしなさい」なんて言おうものなら、セクハラで間違えなく訴えられてしまいます。このことに関して、対策を打つということはなかなか難しいことだと思います。

 今の世の中、「授かり婚」という言葉がありますが、やはり順序を守ったほうが、周りからの理解や祝福は得られやすいと思います。そして責任ある仕事をしているのであれば、尚更、順序をまもることをいろんな角度から教えていく必要があるのかもしれません。みなまさまの園でこのようなことがありましたら、アイギスにご相談ください。

2019.07.01