最近気になること
保育士の保護者に脅かされる保育園。
・○○ちゃんは、まだ子どもなのですから優しく指導してください。
・○○ちゃんにこんなきつい仕事をさせないでください。
・○○ちゃんが体調を崩したのは、指導が厳しすぎるのが原因です。
・○○ちゃんは、今月一杯でそちらの園を辞めさせます。
これは、これまで保育士の保護者問題についてアイギスが全国の園様からご相談いただいた時に実際に保育士の保護者からのクレームの一部です。保育士の保護者問題は、年々増えているというより、内容が悪化してきています。件数は例年とさほど変わりはしませんが、保護者が言ってくる内容が、度を越していることがほとんどです。うちの子はパワハラをされていると職場に乗り込んでくる方もいらっしゃいます。
少なくとも保育施設で働いていらっしゃるみなさまは成人している方がほとんどだと思います。分別つく大人、社会人として社会的に見られる存在です。その大人であるべき人の職場に、親が文句を言ってくるというのは、一昔前はありえないことではなかったのでしょうか。いくつになっても自分の子どもは、まだまだ子どもだという親の考えはわかります。
しかし、世間もそう思ってくれるのかというと、そうではありません。成人した自分の子どもの職場に物申す親というのは異常です。みなさんの施設には、そのようなことはございませんか?もしくは、そうなりそうな保育士の保護者の方はいらっしゃいませんか。
なるべくなら、そうならないように、保育士さん一人ひとりに社会人として自覚を持っていただきたいものです。