最近気になること
タイムライン防災完成!?
このブログを書いているのは、10月12日の夜です。
私は午前中に舞鶴市で仕事をして、京都駅近郊で足止めを強いられています。
ここでも何度か書いてきましたが、進行型の災害にはタイムライン防災が有効です。
12日は、舞鶴市内の民間保育園は全園が休園処置を取っていました。公立の保育園は午後から休園するということでした。
さて、今回の台風19号は今年最大ということもあり、飛行機は早いうちに運航取りやめを発表し、JRや私鉄各社も早めに計画運休を決め、実行いたしました。
コンビニもセブンイレブンは全国1000店舗での休みを発表。ローソンとファミリーマートは各店舗に判断を任せました。コンビニも計画休業するようになったわけです。
東京ディズニーリゾートもUSJなどの行楽施設も休業。大型のショッピングモールなども休業していました。
東京ディズニーランドの関連ホテルでは、キャンセル料がかからない処置をとりました。
タイムライン防災の目的は、お客様の安全を確保することもありますが、それ以上に従業員の安全を守ることも重要視しています。
このような社会情勢の中、保育園を管轄する行政は、どのように判断し、どのような指示をだしたのでしょうか。
千葉県内に甚大な被害をもたらした台風15号のときには、東京23区内のある区は、保育園を空けるのが9時になった園に対して、「今後は災害時も定時に空けるようにしてください」という口頭注意をしたそうです。
進行型の災害に社会は対応しているのに、保育園にだけは、「保育に従事する人たちは自分の命をかけて保育園を空けるように」というバカバカしい指示を行政は、いつまで出し続けるのか今後も気に留めて見て行きたいと思います。