最近気になること
2019年のまとめ①「出生数史上最少数更新」
今回から年末までの3回は、2019年のまとめを書いていこうと思います。第1回目の今日は、「出生数」の問題です。
日本の2019年の出生数が、年間90万人割れすることが確実になりました。政府予想よりも2年早く、90万人を割り込むこととなり、人口減少が一段と鮮明化することになりました。
このように人口減少が進むことによる問題はいろいろあると思いますが、今日は2つのことを書こうと思います。
1つ目は、マクロの問題です。地域で進む人口減少は、すべての地域で均等に減少していけばダメージも和らぐのでいいのですが、実際は人口減少と都市間移動は同時並行して起こります。
つまり、人口減少により、生活環境が不便になり、引越しを余儀なくされる。しかも、それは若い世代から始まるので、捨てられる側の街には高齢者しか残らなくなり、最終的に生活が成り立たなくなる。という悪循環が全国各地で発生するということです。
人口減少は都市選別問題と言い換えることができると思います。
2つ目は、ミクロの問題です。出生数が減少することによって、保育施設(職員)が淘汰される時代に突入するということです。
こちらは、利用者による保育施設選別問題です。
いずれにしましても、少なくなっていく人口の中で、選別されたものだけしか残らない厳しい時代に入っていくことが鮮明になったということだと思います。
みなさんは、自分の人生を生き残らせるために来年はどのようなことを準備しますか?