園が逃げれば逃げるほど、追う保護者
保護者からのクレームに敏感になりすぎているせいなのか、はたまたとりあえず謝っておけばいいと思っているのか・・・・。なかなか園と保護者の関係とは難しいものです。
以前にブログで行事の際の衣装問題について取り上げました。
今回は、発表会の衣装の件から一ヶ月経とうとした、2019年の私の子どもの最後の登園日前日のお話です。
12月24日降園時に担任の先生より「明日はクリスマス会なのでクリスマスの衣装を着てきてかまいません、ただ普通のお洋服の着替えはバッグにいれておいてください」と言われました。まさかの前日に言われて戸惑いました。他のお母さんに相談するとみなさん口をそろえて「うちはそんなこと言われていない、でもみんなが着てきたらうちの子が可哀想だからどうしよう・・・」という回答がきました。
これはどういうことなのだろうと疑問がでてくると思うのですが、私はこの疑問を園にぶつけることはありませんでした。
子どもの保育園の職員さんは何か言おうとすると逃げているような姿勢を見せるので、どんどん保護者が追い込んでいるような感覚に陥ってしまうのです。
保護者としては理由を知りたいだけなのに、「理由を聞いて何か文句を言うつもりなのでは?」と園はかまえてしまいます。そうなってくると保身に走り、謝り続けるだけで理由を言わなかったり、問題をすり替えるような言動になったりします。そのような状態で信頼関係は生まれるのでしょうか。
事故が起こったときも同じように、保護者からの質問や要望に対しての回答が正確にできるかによって、保護者感情やその後の対応は左右されます。私の子どもの保育園で起きていることは、子どもが大ケガしたなどという問題ではないですが、日々の保護者との対応がそのまま事故時に出てしまうことがあります。そうならないように日ごろから保護者が発することに耳を傾けていただけたらなと思います。