周りへの気配りができないなら...。②
先週のブログ①では、ルール化の検討や見直しをオススメしましたが、今日は、ルール化の前に1個人として私が実践していることをご紹介します。
現在は、新型コロナの影響で満員電車さえ恋しい心情にもなりますが...。私が、昔から満員電車で困っていることは、降りる際、ドア付近の人が一度降りて道を開けないために渋滞し、ドアが開いた瞬間ぐいぐいと体で押されることです。
私は、現状のルールがない中、電車で降りる際には「降ります!」と言葉を発しています。ドア付近に人がいて通れない場合にも、体当たりをする・されることなく、降りることができます。そして道を開けてくれた方に「ありがとうございます」と感謝の気持ちをお伝えするようにしています。私と同様に言葉を発している方を稀に見かけますが、当たり前の光景ではありません。
想いや考えを伝えるためには、言葉にして届ける。これは社会生活や仕事において、ベストな場面が多いと思います。特に感謝、謝罪、依頼などは、態度ではなく言葉にすることで、より正しく伝わりますし、誤解も生みません。しかし、何かしらの理由で意思表示が困難な方もいらっしゃいます。また、成長過程である子どもに対しては、私たちが当たり前に配慮して思いを汲み取り、そして見本を示していくことが求められます。
私は、自分のことに精一杯になると周りが見えなくなるため、意識して自分の配慮レベルを高く保つ練習中です。そして、皆が快適に無駄なく過ごすために、言葉&配慮が当たり前の風土を広めていきたいと思っています。
皆さまも、日常で、これもっと良くならない?と思うことに対して、言葉を発信していってみてはいかがでしょうか。困り事が少しずつ良い方向に向き、具体的なルール化のきっかけになるかもしれません。