歩きイヤホンと歩きスマホと女性の危機管理
歩きスマホ・・・してしまった経験のある方いらっしゃいますか?私はついついしてしまいます。前方から歩いてくるおじさんに舌打ちをされたことがあります。これは100%私の行動に非があります。歩きイヤホン・・・私はしたことがありません。ですが、世の中にはたくさん歩きイヤホンしている人がいます。
それは、子どもの通う保育園の先生も例外ではなく園に入る直前まで歩きイヤホンをし、すれ違う保護者に気づかないなんてこともあります。こちらは会釈しても先生はまったく気づいていないなど・・・。
いつでもどこでも自分が好きな音楽と関わることができるようなった今の時代はとても便利だと思います。しかし、自分と他人に降りかかるリスクを覚悟した上での行動でしょうか。「歩きイヤホンをしている奴はバカ丸出しだ」と弊社の人間は言っています。でもやっている本人は気づきません。周りの音を塞ぐということは、突然歩道に車が突っ込んできても気づきません。後ろから突然だれかに何かされるかもしれません。
人間は五感すべてを使い、危機を察知し、避けようとしますが、そのうちの聴覚が機能しない場合、瞬時に危機を察知することができません。ですが、歩きイヤホンをしている人に限って自分は大丈夫、歩きイヤホンしていてもしていなくても何か起こるときは起こるしという屁理屈を言います。。。自分はそれでよいかもしれません。
しかし、周りはどうでしょうか、周りの人にも迷惑をかける可能性は大いにあります。イヤホンをしていて、遠くから聞こえてくる救急車の音にすぐに気づくことができますか?自分が邪魔な場所を歩いていたり立ち止まっているときに「すみません、通ります」という他人の声は聞こえますか?自分がよければそれでいい、自分のリスクは自分でとるからという考えの人は、他人が歩いている時間帯に歩きイヤホンで道を歩かないほうが周りの人のためなのではないかと思います。
私は家族に対して、「歩きイヤホンは本当に周りに迷惑だし、バカ丸出しだからしないでほしい」と伝えております。女性なら尚更、歩きイヤホンをしているということは、「どうぞ襲ってください。私は瞬時に危機に気づけない隙のある人間なので」とご丁寧に犯罪者にアピールしているようなものです。
みなさんの園で歩きイヤホンや歩きスマホをしている人はいませんか?その行動けっこう保護者にも園児にも見られている可能性は大なので、今のうちに改めていきましょう。