最近気になること
2021年元旦
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
私はこのところ年末年始にかけて必ず北野武さんの著作を読むようにしています。
昨年から今年にかけては、「弔辞」(講談社)を読みました。
武さんの社会の見方を参考にして会社の方針や戦略、戦術を正月三が日のうちに立てて、年明けの会議でスタッフ全員で検討します。
「弔辞」にも、今の社会の見方がたくさん書かれていました。
みなさんも読んでみてはいかがでしょうか。
さて、今年は、保育業界に大きな変化が現れる年になると思います。
昨年の出生数は85万人と言われており、今年は75万人を割るとの推計も出ています。
この波は、保育業界に直撃し、大きな影響を与えることでしょう。
私は保育施設数と園児数のバランスが崩れるのは、2023年からだと考えていました。その予測に合わせて会社の経営戦略も用意していました。
しかし、2020年に全世界で起きた「新型コロナウイルス」ショックで、人の行動や価値観を変えました。
その影響で、バランスが崩れるのが2年早まり、2021年つまり、今年から始まると思います。
今年から、保育施設運営者は撤退戦に突入させられます。
自分たちが望むと望まざるとに関わらず、突入するでしょう。
わかりやすくいうと、保育施設がなくなる時期に突入した。ということです。
この局面での選択肢は、①拡大、②縮小(撤退)、③現状維持の3択です。
これからは、どの選択肢も今まで通りにには行かず、困難を極めるでしょう。
われわれは、どの選択肢でもみなさまをサポートできる体制を強化いたします。
今年のアイギスにもご期待ください。