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コロナ言い訳

コロナ言い訳

 「まん防」という意味も効果も不明な対策が行われている東京は、今日もいつも通りの風景です。そして、感染者が減る気配はありません。

 そのような中、都知事がついに「東京には来るな」と発言し、自民党幹事長は「オリンピック中止もやむなし」と100日前になってから発言しました。

 そんな状況下で最近私が考えているのが「コロナ言い訳」です。

 今は、「コロナだから〇〇ができない」「コロナだから〇〇になった」という言い訳が成り立ちます。しかし、ワクチン接種が進み、感染者が減り、みんなマスクをはずして生活できるようになったら、「コロナ言い訳」が使えなくなります。

 そのような社会に戻ったとき(必ずいつかは戻るのですが)、どうするのかを本気で考え、準備している個人や組織はどのくらいいるのでしょうか。

 税金をばら撒きにばら撒いた国や自治体は、収支をどのようにして改善するのでしょうか。

 空きスペースが増えてきているビジネス街のオフィスの空きスペースは再び埋まるのでしょうか。

 失業したり、早期退職制度に手を上げた個人は、再び、自分が納得する職に就けるのでしょうか。

 崩壊寸前まで追い詰められた社会保障は立ち直るのでしょうか。

 私は、おそらくこの機会に相当数が壊れると考えています。つまり、今、コロナ言い訳を使っている組織や個人は、ポストコロナの時代には、生き残れないと考えています。

 そうならないためには、コロナ言い訳をせず、あきらめず、ポストコロナを見据え、やるべきことはしっかりやるということが大切なのではないでしょうか。

2021.04.16