「ご確認をお願いいたします」を言い換えたい
「ご確認をお願いいたします」、誰しも一度は言ったこと、使ったことがあるフレーズだと思います。私自身、とてもたくさん使ってきましたし、現在もよく使っています。大変便利な言葉です。ただ、ここ最近私はこの「ご確認をお願いいたします」をやめたいな~と思っています。
あくまで、私自身のお話しをします。私は確認をお願いする際、この人(たち)なら細かいところまで見てくれるだろう、と信じています。よく、ミスをなくすためにダブルチェックをしよう、ダブルチェックをします、と確認作業を増やすのですが、それでもやっぱりミスはあります。もう時効(だと思いたい)ですが、以前私は会社のFAX番号を間違えて案内したことがあり、また、研修の月日と曜日が違う案内もしたことがあります。両方ともダブルチェック済のものでした。自分で言うのもなんですが、私は他人のミスには寛大です。ミスしたことよりも今後どうするのか、どうしたいのか、に重きを置くので、過ぎたことにあまりクヨクヨしてほしくないな、と思っています。しかしながら、自分のミスとなるとナヨナヨクヨクヨ引きずります。なぜ見逃したのだろう...どうしてこんなミスしてしまったんだろう...と。それとともに「確認してもらったのに」という気持ちも少なからずあります。きっと私のことを信じてくれていたからか、時間がなかったからだと思うのですが、これにより、私にとって「ご確認をお願いいたします」がとても無責任な言葉だと思い始めました。
「ご確認をお願いいたします」には①何を確認して欲しいのか②確認後どうしたいのかが明確ではありません。お願いしている立場にも関わらず、全体的によろしく!と丸投げです。自分がつくったものに自信がありません!と言っているようなものだと気付きました。
お客さまへお送りするもの、取引先にお渡しするものなどには今後も使っていくと思うのですが、少なくとも社内での確認依頼では「ご確認をお願いいたします」という魔の言葉を封印していきたいです。そのためにも、時間に余裕を持って、自分自身を疑い、確認スキルを上げ、パーフェクトな状態のものを提出できるよう心掛けていきます。