「~しましょうか」という言葉は・・・
最近、数年前に退職したスタッフがオフィスに顔を出しに来てくれました。とても元気にしていて可愛くなっていました♡
そして昔のことをまたまた思い出したのでブログでご紹介します。
みなさんは日ごろ、「私が〇〇しましょうか?」と人に言うことがありますか?
例えば「私が持ちましょうか?」「私が買ってきましょうか?」等、人の代わりに何かをしようとするときによく発する言葉だと思います。逆に人から言われることもないでしょうか?この最後が疑問形で終わってしまう問いかけは、けっこう難しい気がします。
疑問形で尋ねられているということは、自分がお願いするか断るは判断しなくてはなりません。そしてけっこう人って判断するのが嫌いです。だからとっさに「大丈夫です!」という言葉がでてしまうのかもしれません。そして、受け取る相手によっては、「〇〇しましょうか?」という言葉が上からだなと思う人もいるかもしれません。
なかなか日本語とはやっかいですね。相手を気遣っての言葉であってもそう受け取られる可能性もあります。アイギスでは基本的に「〇〇しましょうか」という言葉はあまり使いません。何故かというと脇が使わないからです。昔会議の途中にスタッフの子が「トイレに行ってきていいですか?」と聞いてきたことがありました。そうしたところ「ダメと言われたらどうするの?そういうときは、トイレに行ってきます!と言い切るのだよ。なんでもそう、〇〇しましょうか?と人に聞いても結構ですって言われるのが落ちなのだから、本当に自分がやろう、手伝おうとする人は、私が〇〇やります!と言い切るものだよ」という脇からの教えでした。
人にどのように声掛けをしたら、相手の負担を自分にも分けてくれるのか考えるということが大切なことなのだと思います。それがわかっているからこそ「〇〇しましょうか?」ではなく「〇〇します!」と言い切る発言ができるのだと思います。
言い切る形で相手に伝えても、それでもその人がいいよ自分でやるからね、というのであれば、その時は相手に任せるということでよいのではないでしょうか。