最近気になること
ある保育士さんのつぶやき
現場の先生の声が聞こえるので、Twitterをよく見ているスタッフです。
1週間ほど前に見たあるツイートが、とても印象に残っているのでご紹介いたします。
『保育の活動の計画を立てて、それが思っていた通りの子どもの反応だったりで、うまくいった時、達成感に近い感覚があるんだけど、その後すぐに「子どもを操ってしまった」ような感覚が湧いてきて、うーん...て自問自答し始めてしまうジレンマがある。』
この感覚はとても大切だと思います。計画通りに、物事が進められると大人は気持ち良いものですが、細部のことを蔑ろにしてしまっていることも多いのではないでしょうか。
兼ね合いが難しいところではありますし、あまりにも計画から逸れてしまっても想定を違えていることになり、活動自体に危険性が生まれます。
それでも、この保育士さんが感じた違和感やジレンマは、全ての先生に持っていていただきたいと願います。
「完璧」な保育など、ないと思いますし「完璧」な先生はそれこそ人間味がなくて少し怖いと思います。迷ったり、悩んだり、考えたりするからこそ、子どもたちの迷ったり、悩んだり、考えたりする姿に寄り添える、そんな保育士になれるのかもしれません。