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コロナ罹患後の子どもがかかる?MIS-C 小児多系統炎症性症候群
連日、東京のコロナ感染者数は1万人を超えています。
「第7波」と言われるこの山ですが、コロナ罹患後に子どもが稀に発症するある病気が注目されています。
MIS-C(ミスシー)、小児多系統炎症性症候群です。この病気は身体の様々な部位で炎症が起き、心肺機能が落ちて海外では死亡例も出ている病気です。
現在までの日本の発症者は20名で、全員回復をしています。(自治医科大学附属病院 松原医師による)
●こんな時は疑いましょう
・コロナ感染の2~6週間後に高熱・嘔吐・目が赤くなる・発疹・腹痛・下痢など
致死率は1.4%で決して高くありませんが、感染後の子どもの様子をよく見る必要があります。
子どもに関わる保育士さんたちには、ぜひ小児の病理についても日々更新される情報をご存じいただきたいものです。
「この子は病気かも!」と断定するのではなく、知識として様々な事に触れていてほしい、という意味合いです。