最近気になること
報連相がうまくいかない・・・「ソラ・アメ・カサ」に変えてみる
社会人の常識「報連相」は耳にしてだいぶ経ちますが、「報連相がなかなかできないのです...」というご相談も多くいただきます。
探っていくと「そもそもどんな内容が該当するのかわからない。当たり前のこと、知っていることをわざわざ言うのも相手の時間を取っているようで申し訳ないし・・・」という場合がほとんどです。
確かにどんな内容は報連相するべきであって、というのはなかなか目に見えないもので、共通理解することは難しいのかもしれませんね。
そんな時は、マッキンゼー式「ソラ・アメ・カサ」というものがあります。マッキンゼー・アンド・カンパニージャパンという農業や化学品を扱う会社の日本支社でできた、問題解決やコミュニケーションにおいて重要なフレームワークです。
事実を整理する時(ソラ)、「どうなりそうか?」(アメ)、「ゆえに、どんな判断を下し、打ち手や行動を提案するか」(カサ)の頭文字を取ったものが「ソラ・アメ・カサ」です。
この3つをセットにして考えると、複雑にからみ合った事象のつながりがシンプルに整理され、ムリも飛躍もない判断ができると言われています。
時間のない保育現場では、効率化を図るためにも「ソラ・アメ・カサ」は有効的かもしれません。「会議の時間ばかり取られて、結局何も決まらなかった。」「無駄話が多いと感じている」というご相談もよくいただきます。
報連相にブラスして、この「ソラ・アメ・カサ」のフレームで物事を整理して伝達するのはいかがでしょうか。