最近気になること
待機児童の減少で,保育の質の向上が求められています
11月17日日経新聞の記事のタイトルです。『共働き「幼稚園」に高い関心 勉強やスポーツ充実が魅力』。
待機児童が減ったことで、保育園も幼稚園も保育や教育の質が問われるようになりました。
記事の中ではその質を外部が評価する制度を作ることが急務とされています。
保育市場の縮小傾向は弊社でも何年も前からお伝えしていたことでした。
ここに来て、静岡のバス内での熱中症事故で施設の安全対策にも世間の目、保護者の関心が高まり、関心に応えられない施設の淘汰は急速に進むと考えられます。
園の「魅力」とは英才教育だけではありません。園が「安全」であることは預ける保護者にとって当たり前の条件であり、その上に勉強やスポーツなど、特色が上乗せされることと思います。
まもなく年が変わりますが、「皆様の施設の魅力はなんですか?」と尋ねた際、どのようにお答えになりますか?
また職員はなんとお答えになると思いますか?
施設の魅力は個人から生まれる場合も、組織から生まれる場合もあるでしょう。師走を迎える前に、一度立ち止まってお考えになってみるのはいかがでしょうか。